一緒にチョコレボ中

青木陽子さん
カフェグローブ ファウンダー

アフリカの空の下、子どもたちは今夜も空っぽのお腹を抱えて眠るんだろうか。何を考えているのかな。お母さんに会いたいだろうな。Take it personally.まずは想像力から、変化は始まると思うのです。

浅葉克己さん
クリエイティブディレクター

遊び じゃないんだからね レボリューションなんだから。

池田香代子さん
「世界がもし100人の村だったら」著者

どれいのように働かされている子どもたちの一方にいるのは、目も耳もふさがれてなにも知らされず、口は高価なチョコレートにふさがれてなにも言わないようにされている、わたしたち消費者という名前のどれいです。このチョコレートどれい制度の鎖を断ち切る道具を、わたしたちはすでに手にしています。フェアトレードという、楽しい、すてきな道具を。

石弘之さん
北海道大学教授+元ザンビア大使
カイラシュ・サティヤルティさん
Global March Chairperson
加藤登紀子さん
歌手
サフィア・ミニーさん
グローバル・ヴィレッジ代表
高津玉枝さん
トッピング代表取締役社長+オックスファムジャパン副代表理事

メーカー、問屋、百貨店、量販、専門店と一緒に流通業のなかで、15年以上仕事をしてきた。誰もが仕事に一生懸命で、消費者に向かって働いている。でも消費者はわがままだ。『もっとおいしいものを食べたい』、『安いものを選んで買うのは当然』、『食べたいときにいつでも食べたい』。企業はこの強い要望を受け入れなくては生き延びられない。一番力を持っているのは消費者だ。だから消費者に変わってほしい。そうすれば笑顔のチョコレートが街にあふれる世界に変えることができるはず。そう信じてわたしも呼びかけていきます。チョコレボ成功させましょう。

竹村真一さん
京都造形芸術大学教授+Earth Literacy Program代表

私たちは自分の食べるものがどこから来て、その向こうにどんな作り手がいるのか、意識することはほとんどない。あるモノを食べることで、自分が望まないような地球を創る手伝いをしているかもしれない。モノの来し方、行く末を意識することは、自分の想像力をブロードバンド化すること。意識的に何かを選ぶことで、「消費」は能動的なソーシャルデザイン行為ともなりうる。

田中優さん
未来バンク事業組合理事長+ap bank 監事

チョコのために、世界で何十万人もの子どもが働いているの? しかもその子たちはチョコを食べたことがないなんて、なんだかビターすぎるなぁ。どうしたらいいかわからないけど、チョコを食べている100人の内の1人がフェアトレードのチョコに変えたら、全体では数千人の子どもが解放される計算になるよね。一気に解決なんてできないけど、自分のためにちょっとだけ、まともなチョコを選びたいなぁ。

辻信一さん
明治学院大学国際学部教授+ナマケモノ倶楽部世話人

「北」の人々にとって「愛」を意味する、その同じチョコレートが「南」の人々に貧困や暴力や自然破壊をもたらしてきた。でもこれからはチョコレートが本当の愛を意味するようにしようよ。チョコレートで世界が見える。チョコレートで世界が変わる。きっと。

長坂寿久さん
拓殖大学国際開発部教授 JETRO客員研究員

チョコレートがとろり~と舌の上で溶け、喉をくすぐって身体の中へ落ちていく。やがて全身がチョコレートの幸せに満たされる。この瞬間、私は世界の平和を思う。私の全身が途上国とつながっていることを確信する。チョコレート・レボリューション

堀内光子さん
元ILO駐日代表+児童労働ネットワーク代表

私たちが大好きなチョコレートを作るために、働かされている子どもたちがいます。貧しくても、子どもたちが学校にいけるよう、そして世界中のみんなが笑顔でチョコレートを食べられるよう、力を合わせましょう。